◎ 10 カイザーミノル 56㎏
前走天皇賞は適正外だし、相手が強すぎる。G1級だとは思わないので、ここが勝負のレースになる。マイル戦で培ったスピードの持続力に秀でていて、ここまでG2・G3では大きく崩れることなく走っている。前目につけて長くいい脚を使えるこの馬。スピードが武器のこの馬にはこの舞台はちょうど良い。
マイラーズC ケイデンスコールの3着だったが、このレースはかなりのハイペースで差し・追い込みが決まったレース。前の方で競馬したこの馬は「最後まで粘ってよく残した」そんなレース。
ダイワキャグニーとよく同じレースを使っていて、着差も拮抗。このレースでもいい勝負になると思う。ただ、斤量で1.5㎏のハンデがある分この馬の方が有利だとみる。鞍上も頼もしい。新年1発目に激走をお願いする。
展開予想 -かなりタフなレース-
中京競馬場は坂が中山に次いで勾配が急で、そこからさらに直線は続く。
故にタフなレースになるので差し・追い込みが決まりやすい。
とはいえ、開幕週の馬場であること、きれいな分、前残りも警戒しなければならない。
更に、ハンデ戦で斤量も合わせて考えなくてはならないのでかなり難しいレースになる。
さて、今回の隊列だが、トーラスジェミニがカギを握る。今回もおそらく逃げてレースを作っていくはず。この馬が逃げるレースはスローペースには落ち着かず、ハイペース気味。ラストの直線はある程度時計の掛かる・それでもスピードは必要とされる、かなりタフなレースになると予想する。
こういう競馬になる場合、直線が長いとはいえ後方過ぎる差し・追い込み馬は割引きたい。
逆に、逃げ・先行馬でも長くいい脚を使えそうな馬は残せそうだが、展開待ちになる馬は切る。
相手
○ 8 ルークズネスト 55㎏
重賞でなかなか結果が出ない。
瞬発勝負には向かないが、ハイペースでも追走はできそう。スワンも出遅れながらスピードを持続させ、4着まで追い込み。評価できる。4歳でハンデもある。若手泉谷Jの腕も光る。
▲6 シュリ 57㎏
昨年の5着馬。昨年のレースは出遅れた。レースもスローからの展開で前が残った。好位にはいたものの差し足は伸ばせず。出遅れが響いたと思うが、かなりいい脚を使う。ある程度内枠を引けているのもいい。
△1 ヴィジュネル 54㎏
まだまだ戦績の浅い4歳馬。戦ってきた相手が弱い。先行から中団くらいを走ると思うが、内で足を溜められるのは好材料。割と長く脚を使えるタイプでスピードも足りる。鞍上は不安があるが面白い。
馬券 ワイド1点 500円
10 カイザーミノル - 8 ルークズネスト
その他の馬
12 エアロロノア 56㎏
読売マイラーズC ケイデンスコールの0.2秒差は優秀。差し・追い込み決着とはいえいい脚を見せた。前走のリゲルSもスローから32秒台の上りを使って快勝。阪神の坂をこなせるならここも好走可能。岩田望来の重賞初勝利が年始なら縁起がいい。
外過ぎない枠を引いたのは良かった。これまでのレースではほとんどのレースで速い上がりを出している。今回も後方から一気に迫ってくるだろう。ただ、マイラーズCの時のように届かないということも考慮に入れたい。ほとんどのレースで後方からのこの馬は馬券妙味でもマズく、来るかもしれないが買わない方針で進めていこうと思う。
2 バスラットレオン 55㎏
NHKマイルCの落馬からリズムが悪くなっている。富士S 京成杯は出遅れたとして、このレースは前へ。スタート直後から鞍上と喧嘩。折り合いを欠いていた。結局外での決着で展開的にも向いてはいなかったが、それにしても気性面の粗さがみられる。今回も内枠。揉まれて折り合いを欠くと勝負にならない。行くなら逃げるくらいでちょうど良いかもしれないが、トーラスジェミニにやられるし、先行勢が多い・不安が多い。消し。
3 サトノフェイバー 57㎏
前で競馬する馬が開幕週の内枠を引けたのは大きい。が、今回は逃げるトーラスジェミニがいる。ハイペースでの逃げになると予想する中で、最後まで粘る力は無い。57㎏も重い。
4 ダイアトニック 57.5㎏
スプリンターがマイル挑戦。決して早い脚があるわけではないが、頑張って粘って残していたという感じのレースをしている。血統的にもむいているのはスプリント。そこで結果が出てないのは衰えか。スタートが決まっているのにダッシュが付いていなくて後方に行かされて、そのまま後方というレースばかり。衰えかなぁ。斤量もあるし、厳しい。
5 ディアンドル 55㎏
この斤量は良さそう。ただ、この馬も前で粘って展開待ちになるところがある。坂を克服する力は無い。ハイペースでのレースになると間違いなく直線坂で沈む。
7 ザダル 57.5㎏
1600mは少し忙しい。瞬発力に秀でている馬で直線が長くても好走している点は良さそう。ただ、少し後ろ過ぎる気もする。前が止まらないと思うので今回は見送り。
9 クリノプレミアム 52㎏
トップハンデの怖さはあるものの、重賞で戦えるほどの力はないと見ている。逃げて、展開を待つ形になりそうで、これまでのレースも同じ。スローでの逃げで結果は出ているが、ハイペースでかなりタフなレースになるので斤量を含めても狙えない。
11 ダイワキャグニー 57.5㎏
今年もマイラーズC・毎日王冠とよく走っている。まだまだ年齢は感じさせない走りだ。ただ斤量が不安。好位で追走したとして、少し外過ぎる気もする。先行勢が多い分外々を回される形ならかなりのロスがあるし、少し狙いにくい。この馬を買うならカイザーミノルで行く。
12 ヴェロックス 57㎏
クラシック戦線では2000mから使っていたのにここにきてマイル路線か。どのレースを見ても忙しい。実績のある2400mくらいが合いそうでここも消す。
13 トーラスジェミニ 57.5㎏
ここまで気持ちい馬はいない。好きだ。
戦績も1着か飛ぶか。気持ちいい。今回はハンデもありかなりきついと思う。ハイペースをお願いするだけで、それ以上はない。
俺は好きだぞ。
14 ステルヴィオ 58㎏
とにかく差し。今回も差し足は伸びてくると思う。スワンSはレベルが高かった。ペースは速く、上りも掛かった。今回の予想するレースに似ている。スワンSでもそうであったように差し足が届かない可能性を考えたい。+斤量が痛い。消し。
15 メイケイダイハード 55㎏
好走する未来が見えない。後方からのこの馬は今回も後方から。他の馬も嫌っているように後方過ぎると前が止まらない。ある程度前で競馬できないようではない。
今年も頑張ってまいります。応援よろしくお願いします。
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